株主優待の仕組みとGET方法を解説!【投資初心者の方必見】

株主優待に興味はあるけどよく分からない…と悩んでる投資初心者の方向けに株主優待の仕組みとGET方法を分かりやすく解説していきます。

株主優待とは

株主優待を使って無料でご飯を食べた!とかカタログギフトが届いた!なんて報告を見かけると気になりますよね。

株主優待とは、企業が株主に向けて自社製品やカタログギフトなどを提供する制度です。
例えばマクドナルドや吉野家だと食事券、オリックスだとカタログギフトなどがもらえます。

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株主優待の仕組みと特徴

 株主優待は日本企業独自の制度で、約4,000社弱ある上場企業のうち
 約1,500社ほどが導入をしています。

 定期的に商品が届いたり、お得にサービスを利用できたりする楽しみがあるため
 投資は詳しくないけれど株主優待銘柄だけ持っている、という方もいるくらいです。
 また、長期保有で優待内容がグレードアップすることもあるので1度株を買って
 のんびりと保有する方も多いですね。

 一方で株主優待を実施している企業は今後大きな業績の成長が見込めないため、
 設備投資など事業拡大へ資金を使わず株主に還元しているケースもあり
 株価本体の値上がりは狙いにくい可能性があります。
 また、業績の悪化によって改悪や廃止してしまうケースもある点には注意が必要です。

条件を確認

 株主優待をGETするにあたって、まずは獲得条件を確認しましょう。
 各企業のホームページや証券会社の銘柄ページでも確認が可能です。
 今回はSBI証券を例に見ていきましょう。

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出典:SBI証券

KDDIの権利確定月は3月となっていますね。
優待は100株以上保有している株主が獲得可能となっています。

ここから先は具体的に株主優待をGETするための方法を解説していきます。

権利月最終日までに株式を取得

株主優待をGETするには、権利付最終日までに100株以上の株式を
取得する必要があります。
権利付最終日とは、権利確定日から起算して2営業日前を指します。
文字だけだと分かりづらいので、下の図を見てみましょう。

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出典:stock weather

上の図で言うと3/29までにKDDIの株を100株保有していれば
優待をGETできることになります。

ちなみに優待各条件に「1年以上保有」など期間の定めがない場合、
権利確定日だけ株式を保有し、翌日に株式を売ったとしても
株主優待をGETすることが可能です。

それなら権利付最終日だけ色々な株主優待銘柄を買って、翌日に売ればウハウハなのでは?
と思う人もいるかもしれません。
しかしながら権利付最終日前後の株価動向を見るとそう上手くはいかないことが分かります。

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出典:stock weather

大体権利月最終日の2〜3ヶ月前あたりから権利狙いで買い注文が増加し、
株価も上昇傾向にあることが分かります。
一方で権利付最終日以降は株価は下落傾向にあります。

優待をGETしたはいいものの、株価本体がそれ以上に値下がりするケースもあるため
注意が必要です。

ただしクロス取引という方法を使えば証券会社の手数料だけを支払って
優待をGETする裏技もあります。
(別記事にて公開予定)

チェックしたい項目

先程業績の悪化などによって優待の改悪や廃止があるケースもあると書きましたが、
優待銘柄を選ぶ際にいくつかの項目をチェックしておくことで
ある程度リスクを抑えることが可能になると思います。
少し聞き慣れない言葉も出てきますが、なるべく簡単に解説していきますね!

キャッシュフローは健全か

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出典:マネックス銘柄スカウター

キャッシュフロー(以下CF)とは企業の現金収支を示したものです。
中でも営業CFがプラスになっているかは必ず確認しましょう。
営業CFとは商品・サービスの販売など、企業が営業で得た収支を表しています。
ここがマイナスになっていると企業はお金に余裕がない状態となっているため、
注意が必要です。
KDDIは営業CFが順調に伸びており、健全と言えますね。

自己資本比率は40%以上あるか

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出典:株探

自己資本比率とは、返済しなくていい自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値です。
一般的には40%以上あると会社が潰れにくいと言われています。

ただし、金融業など性格上自己資本比率が低い業種も存在します。
同業他社を比較してみて大きな差がないかチェックするのが良いでしょう。

KDDIは直近の自己資本比率は45.4%と比較的健全と言えますね。

有利子負債倍率は高すぎないか

有利子負債の返済能力を測定する指標であり、
有利子負債を営業CFで割ることにより算出できます。
ざっくり言うとこの数字が1を超えると営業で得たお金以上に
借金をしているということになり、0に近いほど健全といえます。

ただし、こちらも金融業や不動産業など性格上有利子負債倍率が高い業種も存在します。
こちらも同業他社の数字をチェックすると良いでしょう。

KDDIは直近の数字は0.36と非常に健全と言えますね。

チェックしておきたい項目は他にもありますが、
まずはこの3つをチェックしておくことで優待改悪・廃止のリスクを抑えることが
できます。

企業は3ヶ月に1度、四半期ごとの決算を発表しています。
その際にも大きな数字の変化がないか確認することが大切です。

まとめ

株主優待をGETするにあたっては獲得の条件、権利付最終日を確認した上で
チェック項目をクリアしている銘柄を選ぶようにしましょう。

3月は特に株主優待が盛り沢山の月となっています。
皆さんにとって少しでも楽しい投資生活の助けになれば幸いです。

※ここまで個別株式の分析も行いましたが、本記事は銘柄を推奨する目的ではありません。
投資はくれぐれも自己責任でお願い致します。

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