米銀行株が好決算で株価上昇中!2021年4月決算速報【WFC/GS他】

いよいよ決算シーズンが到来しました。
この記事では4月14日に発表された銀行株の決算について速報ベースで記載しています。

4月14日 米マーケット

日本時間0:30現在の米マーケットは以下の状況となっています。

出典:世界の株価
出典:finviz

昨日上昇したGAFAが不調でNASDAQも前日比マイナスとなっています。
一方で銀行をはじめとした金融セクター、エネルギーは好調です。

銀行決算が軒並み好調

4月14日はJPモルガン($JPM),ウェルズ・ファーゴ($WFC),ゴールドマン・サックス(GS)がいずれも好調な決算を発表しました。

JPモルガン($JPM)
経済危機に伴い計上していた貸倒引当金を戻し入れたことで、利益が5倍に拡大したと発表。
純利益は143億ドルとなりました。
アナリストによると、引当金の戻し入れを除いたEPSは3.31ドルとなり市場予想を上回りました。

部門別では、法人・投資銀行部門の収入が46%増加する一方、個人・地域銀行部門の収入は6%減少しました。
通年の見通しについては、金利が歴史的な低水準に留まっていることや、収益関連費用が増加していることから、金利収入予想をやや下方修正するとともに、費用予想を上方修正しました。

こちらは見通しがやや保守的だということもあり、株価に大きな変動はありませんでした。

ウェルズ・ファーゴ($WFC)
前期比20%の増益となり、普通株主に帰属する純利益は52億7000万ドル、EPSは0.98ドルとなりました。
こちらも市場予想を上回る決算となっています。(EPSの増加はこれで14四半期連続)
増益には貸倒引当金の減少が寄与したとのことです。

決算を受けて株価は5%を超えて上昇しています。

ゴールドマン・サックス(GS)
普通株主帰属の純利益は67億ドル、EPSは18.60ドルと、前年同期の3.11ドルから大幅に増加し市場予想を大きく上回りました。

特別買収目的会社(SPAC)によるIPOブームや株式投資の活発化が業績押し上げに寄与したとみられます。特に個人投資家の取引が活発となり、株式市場のボラティリティーが高まる中、株式トレーディング収入は68%増の36億9000万ドルとなりました。

こちらも決算を受けて株価は5%弱上昇しています。

今後の決算

4月15日明け方にはバンク・オブ・アメリカ($BAC),ブラックロック($BLK),シティグループ($C)の決算も控えています。好決算を期待してか既に3社の株は上昇しています。

所感

アルケゴスキャピタル問題もひとまずは鎮静化し、足元の堅調な決算を素直に好感する流れとなっているようです。しかしながら第2.第3のアルケゴスキャピタルのような高レバレッジで運用しているファンドの破綻がないとも限らず、警戒感は持っておいても良いかと思われます。
また今後の金利動向にも目を配る必要があるでしょう。

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銀行株については個別株でリスクを取らずに$XLFなどのETFで投資する戦略も有効であるかと思います。

今後皆さんの投資判断をする上で参考にしていただければ幸いです。

※ここまで個別株式の分析も行いましたが、本記事は銘柄を推奨する目的ではありません。
投資はくれぐれも自己責任でお願い致します。

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