金利上昇に強い米国ETF3選【取扱注意】$FAS $TMV $TECS

この記事では金利上昇に強い米国ETF3選と注意点について分かりやすく解説していきます!

YouTube動画でも詳しく解説していますので参考にどうぞ。

金利上昇に強い米国ETF3選【取扱注意】$FAS $TMV $TECS

アメリカ10年債利回りが再び上昇

アメリカ10年債利回りが再び上昇しています。
理由としては様々なものが挙げられますが、過去の記事も参照いただけるとより理解が深まると思います。
アメリカ債券利回り上昇警戒!株価下落の行方は?ニュース徹底解説

出典:Trading View

最新のニュースで言うと3/25にパウエル議長が米公共ラジオNPRのインタビューで発言した内容が影響しています。

パウエル議長は「われわれの目標(経済回復、インフレ目標)に向かってさらに大きく前進すれば、徐々に米国債や住宅ローン担保証券(MBS)の購入額を縮小していくだろう。その後さらに長期的には、利上げを可能にするためのテストを設定している」と発言。
「つまり、経済がほぼ完全に回復した時に、時間をかけて非常に漸進的かつ高い透明性をもって、緊急時に導入した緩和策を引き揚げていくことになる」と述べました。

着実に経済回復による金利上昇をマーケットに織り込ませにきていると考えられます。

ここからはこのような金利上昇局面の中で強いパフォーマンスを発揮するであろう米国ETF3つを順番に解説していきます。

FAS Direxion デイリー 米国金融株 ブル3倍 ETF

FAS Direxion デイリー 米国金融株 ブル3倍 ETFは、ラッセル1000金融サービス株インデックスの3倍のパフォーマンスを目指すETFとなっています。

組入銘柄やセクターは以下のような構成となっています。

出典:Direxion

金利上昇の恩恵を受ける銀行セクターが主となっていますね。

こちらの総経費率は1.00%となっています。

またチャートは以下となります。

出典:Trading View

補完的レバレッジ規制緩和(解説記事はこちら)の延長がされず、3/31を持って終了することで一時株価は下落しましたが、3/25にFRBが「次回のストレステストに合格した場合、自社株買いや増配の制限を6月末で終了する」と発表をしたことによって持ち直しています。

TMV Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF

Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETFは、NYSE20年超米国債インデックスのパフォーマンスのマイナス3倍となる投資成果を目指すETFとなっています。

インデックスの内訳は以下のような構成となっています。

出典:Direxion

国債の金利上昇と共に価格は下落するため、ショート(売り)を仕掛けることで利益を狙うものになっていますね。

こちらの総経費率は0.93%となっています。

またチャートは以下となります。

出典:Trading View

言うまでもなく国債利回りに連動した動きとなっています。

TECS Direxion デイリー テクノロジー株 ベア 3倍 ETF

Direxion デイリー テクノロジー株 ベア 3倍 ETFは、S&Pテクノロジー・セレクト・セクター指数のマイナス3倍となる投資成果を目指すETFとなっています。

組入銘柄やセクターは以下のような構成となっています。

出典:Direxion

金利上昇で弱含みやすいハイテクセクターにショート(売り)を仕掛けることで利益を狙うものになっていますね。

こちらの総経費率は1.17%となっています。

またチャートは以下となります。

出典:Trading View

直近のパフォーマンスはあまり良くありませんが、ハイテクセクターに売りが広がっている時に有効なものと言えます。ただしVisaなどの決済銘柄も組み入れられていることから、個別銘柄の動きをよく見て買いを入れることをオススメします。

注意点

基本的に○倍などとついているETFについては単日ベースでの値動きに対して○倍のパフォーマンスを目指すものとなります。

皆さんが聞いたことのある「日経平均ダブルインバース」などもこれにあたります。
日経平均ダブルインバースは、日々の騰落率を日経平均株価の騰落率のマイナス2倍として計算されたものとなっています。

簡単に言うと2日以上離れた日との比較においては、一般に「マイマス2倍」とはならないということです。

出典:日経平均ダブルインバース


またこの特徴に加え、経費率や手数料も別途必要であることから長期で持つほど不利となってしまいます。長くても1週間以内には手仕舞いできるようにしておきましょう。

まとめ

・パウエル議長の発言から今後も金利は上昇していくと考えられる
・金利上昇に強いETFはFAS,FMV,TECS
・上記ETFは長期保有ではなく、急激に金利が上昇した局面で短期的な利益を取りに行く

今後投資を行う上での参考にしていただければ幸いです。

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