コインベース($COIN)上場!暗号資産関連は今買いなのか解説【ビットコイン/BTC】

この記事では今話題のコインベース($COIN)と暗号資産関連銘柄について解説していきます。

コインベース($COIN)

アメリカ最大の暗号資産交換所を運用するコインベースがNASDAQ市場に上場しました。
暗号資産を事業としている企業としては初の上場であり、新規の株式を発行しないSPAC(特別買収目的会社)での直接上場の形となりました。

初値は381ドルで時価総額は759億ドル(約8兆3,500億円)、参考価格である250ドルを52%上回りました。この時価総額はニューヨーク証券取引所を傘下に持つICEに匹敵する数字となっています。

出典:Trading View

これだけ高い評価を受けている背景として、暗号資産に投資する個人投資家が増えていることが挙げられます。
FTフィナンシャルタイムズが報じたコインベースの月間取引ユーザー数は2021年1〜3月期に600万人となっており、1年前の4倍以上に増えていることが分かっています。

また機関投資家にとってはビットコインなどの暗号資産に直接投資をすることが難しく、暗号資産を元にしたETFについてはアメリカで認められていないなど制限もあったため、今回のコインベース上場により間接的に暗号資産への投資ができるとの思惑もあったものと考えられます。

コインベースの取引手数料収入の内訳はビットコイン(BTC)が44%、イーサリアム(ETC)が12%、その他が44%となっています。

出典:Trading View


ビットコイン価格は6万5000ドルを超えており、リスク資産への投資が活発化していると見られています。

なぜ急上昇しているのか
主に2つが大きな要因であると考えられています。

・世界的な「カネ余り」現象
2020年の世界的な経済危機に対応するため、各国の金融緩和が進んだ結果「カネ余り」が発生。
その結果投機的な資金がビットコインに流入したと言われています。

・相次ぐ企業参入
2021年にはイーロン・マスク氏率いる電気自動車(EV)のテスラが日本円にして約1,600億円分のビットコインを購入したことや、決済大手のペイパルがビットコイン事業に参入したことで上昇を後押ししていると言われています。またアメリカ最古の銀行バンク・オブ・ニューヨーク・メロンについても暗号資産の管理サービスを始めるなど金融機関の注目も集まっています。

今コインベースや暗号資産は買い?

コインベースの株式やまだビットコインを保有していない人にとっては「今から買うべきなのか」と気になる方も多いと思います。

個人的な見解としては「自分の資産(余裕資金)のうち、5〜10%程度なら投資するのはアリ」だと考えています。

理由としては2017〜2018年のブームと違い、前述した大手民間企業や銀行の参入が相次ぐなど本格的な資金の流入が目立つことやセキュリティの強化が図られたことが挙げられます。

ただし、現状は投機的な値動きをしていることや国家間での送金ができることからアメリカのイエレン財務長官がマネーロンダリングなどに悪用される恐れについて注視するコメントを残している点には注意が必要と言えるでしょう。

またコインベースの上場という市場の注目イベントが一段落したことで勢いが一服する可能性もあると言えます。

暗号資産関連銘柄

機関投資家がビットコイン関連の株を保有することで間接的にビットコインに投資するという話を前述しましたが、実はこの手法は個人投資家にもメリットがあります。

それは税金の管理が楽になるということです。

暗号資産で得た利益は総合課税となり、場合によって確定申告が必要である一方で株やFX、投資信託の利益は申告分離課税として完結します。申告分離課税は、他の所得と分離して一律20.315%であり、特定口座で源泉徴収を選択しておけば確定申告の必要もありません。

⬇︎詳しくは関連記事もご覧ください
ビットコイン投資で絶対に知っておきたい知識【確定申告しなきゃダメ?】

ここでは代表的な暗号資産関連銘柄をご紹介します。

日本株:8698 マネックスグループ

日本で暗号資産取引所のコインチェックを運営している企業です。また名前の通り証券会社のマネックス証券も運用しています。

出典:Trading View

日本の株式の中ではビットコイン価格との相関性が高いです。
ちなみにマネックスグループは株主優待も実施しています(3月/9月)

マネックス証券

米国株:$SQ スクエア

決済アプリ「Cash App」を運営している企業です。

Cash Appでは「Cash Boost」という仕組みを導入しており、アプリ利用者の決済額から一部を還元するというものになっています。
アプリ内で利用可能な「バーチャルVisaカード」を持つ利用者は、決済時に、店舗・カテゴリー別の「Boost」という機能を使うことで、コーヒーショップや、レストラン、その他店舗での利用が還元対象になるということです。

このBoost機能にはビットコイン還元機能があり、通常の現金還元とは別枠として「Bitcoin Boost」を選ぶことで、支払い後にCash Appに付属するビットコインウォレット残高に対し、還元分のビットコイン数が反映されるサービスとなっています。

またスクエア社は昨年10月に4709BTC、今年2月には3318BTCを購入しており流動性資産の約5%をビットコインに費やしており、暗号資産にかなり力を入れている様子が伺えます。

以下は四半期ごとの業績推移です。継続して素晴らしい伸びとなっています。

マネックス証券
出典:Trading View

こちらもビットコイン価格との相関性が高い銘柄となっています。

まとめ

マーケットが直近最も注目していたであろうコインベースがついに上場しました。
暗号資産価格についてはボラティリティが激しいため、コインベースの株価にもついてもしばらく乱高下を繰り返すものと思われます。

個人的にはコインベース($COIN)よりも先ほどご紹介したスクエア(SQ)の方が投資妙味のある銘柄と考えています。
暗号資産だけでなく実生活に欠かせない決済アプリを持っており、業績の伸びも素晴らしいことから下げる局面(特に直近サポートラインの200ドル付近)で拾うのも面白そうです。

※ここまで個別株式の分析も行いましたが、本記事は銘柄を推奨する目的ではありません。
投資はくれぐれも自己責任でお願い致します。

今後も投資初心者の方向けに分かりやすい情報発信を続けていきます。皆さんの投資知識を深める上で少しでも役立てていただければ幸いです。



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